永遠のアセリア-The Spirit of Eternity Sword- |
5章構成なんですけど・・・設定ばかり肥大していきラストでは収集付かなくなっている典型的なパターンです。選択肢は重要な部分だけを押さえる事とSRPGパートでヒロイントパーティ組んでればルートに入れます。ADVパートが少なくキャラが立ってないキャラも居ます。「純愛ルート」では5人攻略可でそれ以外の2人サブヒロインと純愛H有り、3章でルート入りしますがヒロインのシナリオに関する部分以外大まかな流れは変わりません。SRPG要素を中途半端に入れたせいでも有るのでしょう。ラストは旅立ちと別れみたいな流れなので週刊誌の打ち切り作品的な印象が残ります。「陵辱ルート」は1ルートで全員ですが純愛ルートに比べればやっつけシナリオで、Hシーン入れておけばいい!ってくらいショボイ印象です。陵辱ルートのラストはバッドEDで良いと思うんですけどシナリオの都合、ルートそのものはダメだけどラストだけは有りかな?と思える人は少なくないはずです。世界観が好きになれれば地雷では無くそれなりの良作です。
人によりますがあまり好みで無い方が多そうな原画です。慣れれば大した問題では有りませんが・・・イベントCGの構成は凄く良いと思います。CGはしっとりとツヤツヤしてないタイプです。グラフィッカーさんの腕は悪くないでしょう。背景はすごくイイと思います。
シーン再生、音楽モード、CGとおまけの問題は無いので安心できますが、なんと言ってもSRPG部分のゲームシステムがダメダメです。戦略性の無いマップ、一方通行な攻略、敵が弱くSRPGの皮被ったRPGですか?と言えるほどです。唯一厳しい所が有るとすればサブキャラは死んだらデータ引き継いで次プレイするまで生き返らない所くらいです。ノーマル、ハード、スーパーハードと難易度も3種有りますがレベルが30、60、99と規制が変わり、ダメージの数値がデカくなるだけで全然変わりません。
音源は安っぽいですけど作ってる人の腕が良いのか好印象でした。シーンに合った選曲ですし特にこれは・・・って事は無いと思います。音声は問題なく、XUSE名物の水音も作を重ねる度にバリエーションが増えてクオリティが上がるなぁ・・・と(笑)
純愛では主人公が常に「受け」に回ってるように見えます。自分から「したい」じゃなくて女の子に「して」って言わせてますし・・・(1人除く)1人除き全員純愛では1回です。でも全員「処女」です。キャラが小さく描かれてるせいでロリっぽいのは否めませんが、それを「魅力」と捕らえられれば悪くは無いと思います。陵辱ルートは触手好きな方はイイ・・・のでしょうか?(自分的に勘弁でしたが・・・)陵辱する時も主人公が無理矢理というより主人公は相手を拘束できる「力」を持ってるのでそれを使うので・・・その、なんとでもできる状況は面白みに欠けます。処女奪うタイプの陵辱ですら簡単に屈服してしまうので人によりますが多分イイとは言えないと思います。
なんちゃってSRPGなので設定や世界観を好きに慣れれば評価は低くても良作になりえます。個人的に・・・評価すると低いですけど俺はメチャメチャ好きですよ。でも、ここまで収集付かない設定はマンガ向きでは?と思いました。世界自体を創造したり破壊できる力って時点マンガでも大成するのは無理臭そうな設定ですけどねw。戦闘では動きのバリエーションが欲しかった_| ̄|○少ない。キャラでは純愛ルートでは攻略できないサブキャラ達の方が好きです(ロリ言うなw。野郎キャラは主人公と因縁の敵以外は敵も味方もイイ味出てました。あと声優さんで凄く憎たらしい声演じてる人が居て「かわいい」とか「カッコイイ」と思うことは有っても、心底「ムカツク」と思える声だったので逆に「すげーっ」て関心してました(ムカツキながらw。(ジョン)